A ART
ア―ティストは共通点がないと思われるものとの間に隠れたつながりを生み出したりすることが出来ます、全く新しい型破りな関連づけをして、これまでとは異なる視点から想像力豊かにものごとを捉えます。千利休は堺に生まれ 住まいは１２０坪ほどの広さで これは限られた環濠都市のなかでの許容限度だったと言われています。家々の背後には堀割が通じ、やがて港への水路となり、外国の船が入港していました。
千利休はわび茶で水と竹を結びつけ、茶の湯を完成させました。
アーテイストは人の理解することのできる世界を創ります。
B Board
竹は昔から軽く丈夫な材料として知られています。竹が中空であること、細長く丈夫な繊維が竹の長手方向に走っていることが寄与している。竹をそのまま使う権利として鉄道の遮断機の腕は昔は竹であった。かつての物干し竿は竹で、１～２年に一度は新しい竹竿に取り替える必要があった。牡蠣や真珠貝の筏も竹であった。香港ではクルマの入らない狭い路地でも竹をかついで運び、建設の足場を組み立てる。
C Creation
竹にはいろんなモノをつくれる喜びがある。雨の日にパっと和傘を差せば、光が透けて、気分が高まる。和紙を通してやわらかな光が広がり、その中心から放射線状に整然と竹の骨が並ぶ。色や形だけではない。「雨粒を受けるとパラパラと太鼓のように心地よい音が響く」傘を開けばその下が特別な場所になる。和傘づくりのには１００の工程がある。部材の要「ろくろ」に竹骨を縫い留める。
D Design
「竹図譚」という江戸時代につくられた刀の鉾があります。京の名工として知られる一宮長常の作品です。刀の鉾は、力剣から持ち手の手を守る機能から発生しまし たが、さまざまな装飾が施された美術品としての性格を持っています。「片切彫」という彫刻線で表現する技法だけで竹の姿態を表しています。片側を深く、反対側を浅く彫る。 片切彫は一見地味ですが、やり直しのきかない技法であり、線描だけで竹の勢いを表現しています。
E Education
竹は里山の景観を創る植物として存在しているだけでなく、誰もが気軽に割ったり編んで加工することにより、日常生活の道具類や雑貨品として利用されていました。タケは多目的に使える便利な原材料です。沢から竹の管を通して水を引っぱってきたり、竹炭で水を浄化する。筍をいただくなど工夫次第で自給自足の生活手段として活用できます。竹で暮らしを立ち上げる 自由自在に竹で生活のいろいろを創ります。
F Freedom
哲学者ハンナ・アーレントは「全体主義の起源」という本のなかで、人々がつながりが弱まり、バラバラになると、その不安から、私たちは全体主義的権力にしがみつきたくなってしまう。「自由からの逃走」でエーリッヒ・フロムも同じようなことを言っていました。また教育者デユーイは、民主主義は単なる制度ではなく「生活様式」なのだと言っていました。竹は自由な生活のために造られた植物です。バンブースタイルはそんな「生活様式」を守り、他者の自由を尊重し、身近な竹を通して社会を結びます。
G Garden
古事記によると、西暦７９４年に京都御所内に「呉竹」が植えられ「竹の園生」という言葉が生まれたと言われています。洛西嵐山をはじめ天龍寺 苔寺 桂離宮などを近くにひかえ、優雅な情緒を漂わせています。このあたり一辺が庭の趣がありますが嵯峨野には数多くの古墳が点在しており、京都鳴滝駅から西へ歩くと、造園業を営む屋敷が建ち並び、手入れの整った見事な庭を眺めることができます。
H House
鴨長明は、完元の大火を経験している。「方丈記」の中で「人間のやることは、愚かなことだらけだ」 あやうい、都市の中に家を造ろうとして財産をつぎ込み心を悩ませることは、とりわけ虚しいことであると。鴨長明は実行に移した。都を離れ山里に引っ越し、今でいうプレハブハウスのようなものを竹で造りました。いつでも引っ越せる折りたたみ式のモバイルハウスで、DIYのはしりです。
I Idea
竹の新しい活路、生活の中で幅広く活用、消費できる方法を考える。人々の心を和ませる趣、情感を持った竹、日本が世界に誇れる格調高く気品ある素晴らしい伝統文化を生み育てた、日本を代表する植物、万能の生活生産素材でもあった竹、素晴らしい優れた特性を持ったこの竹を、もっと安易に容易にスタイリッシュに活用できないか。竹の繊維と綿をかけ合わせるとか。プロダクト化、素材化の道はないだろうか。
J Jomon
敦賀市亀ヶ岡の泥炭沢から、縄文時代の笊やくしが発掘されています。また竹玉（竹管）も出土している。縄文は縄と形の文化の時代だと言われています。竹類のその一生は開花結実して新しい個体が発生してから、次にその個体が開花するまでの期間を指します。しかし、その一生は種類や系統により様々であり何十年、何百年、あるいはどれだけの期間に及ぶものなのか、竹は古くから知られている植物ですが、現在でもほとんど分かっていません。
K Know
室町時代から江戸時代まで将軍の衣装はあまり変化はないですが、この時代
農業 林業 漁業が日本の柱でした。竹を産業のインフラに使っていました。なぜ山に混じって竹が在ったのでしょうか？目的を持って山に竹を植林した。その理由を知ると、地域の成り立ち、歴史または国家の成り立ち、地形といったものが古い地図と共に見えてきます。
中国江南から入ってきた孟宗竹の筍は美味しい。薬にも詳しい隠密が全国に
広めたと言われています。
L Love
「生き生きと清清しく、のびのびと、おおらかに、しなやかに、凛としている竹林の竹」今世紀は、森林 植物 自然素材の活用で地球環境を整えよう。荒廃する森林 竹林 ひと昔前の美しかった竹林 日本の美 植物素材が使われなくなって久しい。それに伴って地球環境が悪化してきた。植物自然素材は役目を済ませれば自然に大地に溶け入り、また植物を生み育てます。万物はその場その場の中に生かされてこそ素晴らしい。植物学の父
牧野富次郎はタケササ類を愛し多くの学名をつけた。妻の名前をつけた
スエコザサは良く知られています。
M Music
竹の音に耳を澄ましてみましょう。アジアでは竹と音 音楽が身近にあり、音の風景が知られています。バンブーダンスと竹楽器 竹の音楽文化があります。身の回りから音素材を見つけ、音や音風景に耳を傾けてみましょう。日本のやまには各種の竹が自然に生えているのにもかかわらず、有史以来誰も音階を奏でる竹の楽器を作らなかった。伝統音楽で使われるのは、尺八 篠笛 竜笛、笙、能管等管楽器だけです。最近になってやっと「竹マリンバ」が誕生しました。
N Nature
自然との共生、美しい日本の伝統文化構築に向け、全身全霊を注ぐ。
安心して暮らせる、住みたい国づくり、心癒される美しい日本の風景、心の故郷づくりを未来を担う子どもらに伝えて行く事が大人の務めであり、役割です。放置され、高く成長した竹林が拡大することで、日照不足で樹木が育たないという被害 高齢化による管理ができなくなり、里山が荒廃していくが「竹を間伐すると、日の当たらなかった林に光が差し込む。この達成感がいい。」
O Origin
竹の起源はいつからなのでしょうか？古事記によれば「国生みの島」淡路島
を生み落とすとき、へその緒を切るとき竹を使ったという。神話のなかで、
はじめてクリエーションのために竹が使われたのです。そして日本最古の物語「竹取物語」は「源氏物語」のなかで物語の祖と紹介されています。その冒頭では「竹の翁というものありけり。野山に混じりて竹を伐りヨロズのものに使いけり。」と竹と人の暮らしを物語っています。
P Paper
竹紙は中国に古くから伝わる製紙技術だ。半年近く水に漬けた竹から繊維を
取り出し、煮てたいた後、水に溶かして手漉きをする。手間暇がかかるため職人の数もわずかだ。「竹の種類や繊維をどれだけ残すか、作り手の感性で紙のイメージが大きく変わるのがおもしろい、捨てられた竹を生かすのは現代の効率主義へのアンチテーゼ」でもある。原始的ともいえる方法で一枚一枚手づくりされる紙は独特の風合いをもち、書や画に豊かな味を与えてくれます。
Q Question
一般の木材の場合、伐採できるまで数年かかりましが、それに比べ竹は一年で成木になります。三年から五年、冬場の寒い時期、夏場の温かい時期を耐えたものは身体が締まり材料として使用できるようになります。それでも尚、木材に比べて伐採出来るまでの期間が格段に短いと言えます。また竹は、木材と違い、地下茎というものを持っているため、植林すら必要ありません。私たちが持続可能な社会を形成していくためこのような資源をどう適切に活用していくかが問われています。
R Rich
竹は民のために造られた植物であり、人々はその資源をうまく利用してきた。竹を豊かに使ってきました。物干し棹、釣り竿、弓等には強靭生と反発力を利用し、計算尺、物指し等には低伸縮性を利用し又、茶せん、竹かご、簾、扇子らに柔軟性を生かしていることが解る。以上の特性は、建築材らに必至条件である。竹の組織構造を考察すると竹を鉄筋コンクリートに例えた場合、導管は鉄筋にあたり肉質部分はコンクリートの役割を果たしている。そして竹の節の部分は補強材としてより強い構造になっている。
S Sustainability
持続できる社会の構築がわたしたち生活者に課せられた発想の要です。
私たちの心の原風景、里山の竹林が、日増しに荒廃しています。
農の不採算から、米や酪農をはじめ、かっての筍栽培や竹材による加工物品
の生産を引き継ぐモノがいなくなってきました。「豊かな生活文化の源」となっていた竹資源や竹林風景は、IT革命で便利さに拍車がかかった現代社会においてもこれからも日本人が大切に関わって行きたい生存基盤に変わりはありません。
T Truth
竹は天と地をつなぐ植物だと言われる。
七夕は年に一度、織姫と彦星が天の川で会える日です。
わたしたちは、いろとりどりの短冊に願い事を書き、笹に飾ります。
天の川は夜空に輝くファンタジーの世界だと思われいますが
聖書の創世記に出てきます。
神は言われた「水の間にあおぞらがあって水と水を分けよ」
そのようになった。神はおおぞらを造って、おおぞらの下の水とおおぞらの上の水を分けられた。上の水が天の川です。
U Useful
竹は成長の速い優良な資源で、昔から簾、籠、扇子など生活に密着した道具として、また木舞竹のような土壁補強材、建築材として、茶道具の茶せんなど、また尺八をはじめ楽器類ら多様に使われてきました。また春の味覚タケノコは大切な食料として重宝されてきました。また竹の利用は、プラスチックなど化石燃料由来の製品消費の抑制することにつながります。
また森林バイオマス資源であり、循環型社会の形成のためにも、竹を有効活用していく必要があります。
V Value
竹粉を土中に混ぜたり、土表面に蒔いたりすることで、土中の乳酸菌を増やし肥料、堆肥の分解が促進され、野菜が栄養分を吸収しやすくなります。
野菜は発芽 発育しやすくなり、土壌改良剤の使用も減ります。
孟宗竹粉をっ使って野菜や果物を育てると、糖度が増しやすくなると
いわれています。またペットのトイレに竹粉を散布したり、生ごみや下水に混ぜることで、消費や殺菌の効果があり、家畜の飼料に竹粉を混ぜ与えると乳酸菌の整腸作用により病気をしなくなります。
W Water
筍が一メートルほど伸びたところで先端を切り竹の伸びを止めると、竹水が竹稈に溜まる。この水は百薬になると言われている。竹が成長するのをじっくり待たないと竹水は溜まらない。竹水を薬として使うのは楽しいかもしれない。水琴窟の鹿威しは良く見慣れた竹の使い方ですが、茶道具などを楽しむのではなく、自然にもっとお金のかからない遊びで、竹をもっと身近に楽しみましょう。竹で出来た水鉄砲などを考えSNSで拡散し仲間を増やすのもいい。
X-DAY
全国の竹が平成から令和にかけて花が咲き枯死したように竹はパラダイムシフトを告げる植物です。「文化」と「文明」はよく似た言葉ですが
「文明」の行き過ぎを止めるのが「文化」の役割であり、「文化」の停滞を覆すのが「文明」の役割だという説があります。竹は枯れるとき地域全体の竹林が枯死します。海外に株分けした竹も同時に枯れます。誰もその日はわかりません。「文化」は徐々に衰退して行きますが、ある「文明」が終わる時それは一夜にして終わりを告げます。それが「文化」と文明のちがいかもしれません。
Y Year
竹には節があり、「季節」などを表す「節目」「節句」という言葉があります。お正月の門松などで新年という時を告げる道具として用いられます。
竹笛は、数百年前の竹を用いて造られるものもあり、これは人の一生より長い「竹の時間」と言える。
Z Zero Emission
浜離宮の池は海と接続していて、鯛も泳ぎにきていたという。江戸時代は魚河岸 竹河岸があり、循環社会を構築していた。アジアの国々でも運河を利用し、農産物から廃棄物を使ったした養殖をすすめ、現在より洗練された廃棄物の出ない社会を構築していました。ゼロエミッションは、自然の生態系にならない、人間の経済活動を再編しようという構想です。
ある事業から出た廃棄物を 別の事業の原料として利用する
システムを作ることで資源の全量を無駄なく使い、生活活動からの
廃棄物ゼロを目指すものです。竹はその格好の材料の一つである。
A ART
Artists can create hidden connections between things that seem to have nothing in common, making completely new and unconventional connections, imaginatively capturing things from a different perspective. Sen no Rikyu was born in Sakai and lived in an area of about 120 tsubo (120 tsubo), which is said to be the limit he could afford in a city surrounded by moats. Behind the houses there was a moat, which eventually became a waterway to the port, where foreign ships entered. Sen no Rikyu perfected the tea ceremony by combining water and bamboo with wabicha. An artist creates a world that people can understand.
B Board
Bamboo has long been known as a light and durable material. The fact that the bamboo is hollow and the long, strong fibers running along the length of the bamboo contribute to this. As the right to use bamboo as it is, the arms of railroad barriers used to be bamboo. In the past, the clothesline was made of bamboo, and it was necessary to replace it with a new bamboo pole every one to two years. Oyster and pearl oyster rafts were also made of bamboo. In Hong Kong, bamboo is carried even in narrow alleys where cars cannot enter, and scaffolding for construction is assembled.
C Creation
Bamboo has the joy of making various things. If you put up a Japanese umbrella on a rainy day, the light will shine through and you will feel better. Soft light spreads through Japanese paper, and bamboo bones line up in a radial pattern from the center. It's not just about colors and shapes. “When raindrops hit you, you hear a pleasant sound like a drum,” and open the umbrella to create a special place under it. There are 100 steps in making a Japanese umbrella. The bamboo ribs are sewn on to the potter's wheel, which is the key component.
D There is a sword halberd made in the Edo period called "Takezutan" by Design. It is the work of Nagatsune Ichinomiya, known as a master craftsman of Kyoto. The halberd of the sword originated from the function of protecting the hand from the power sword, but it has the character of a work of art with various decorations. The shape of the bamboo is expressed only by a technique called "katagiri carving" that expresses it with engraving lines. Carve deep on one side and shallow on the other. Katagiri carving may look plain at first glance, but it is an irreversible technique, and the force of the bamboo is expressed only by drawing lines.
E Education
Bamboo not only exists as a plant that creates landscapes in satoyama, but it was also used as tools and miscellaneous goods in daily life by being easily split, woven and processed by anyone. Bamboo is a versatile and useful raw material. Water is pulled through bamboo pipes from streams, and bamboo charcoal is used to purify the water. It can be used as a means of self-sufficiency depending on the ingenuity, such as eating bamboo shoots. Create a life with bamboo Create a variety of lifestyles with bamboo.
F Freedom
philosopher Hannah Arendt, in her book "The Origin of Totalitarianism", argues that when people become disconnected and disconnected, the anxiety makes us want to cling to totalitarian power. Erich Fromm said the same thing in Escape from Freedom. Educator DeHuey also said that democracy is not just an institution, but a "way of life." Bamboo is a plant created for free living. Bamboo style protects such a "lifestyle", respects the freedom of others, and connects society through familiar bamboo.
G Garden
According to the Kojiki, it is said that in 794 AD, 'Kuretake' was planted within the Kyoto Imperial Palace, and the word 'bamboo garden student' was born. With Rakusai Arashiyama, Tenryu-ji Temple, Moss Temple, and Katsura Imperial Villa nearby, it exudes an elegant atmosphere. The whole area is like a garden, but Sagano is dotted with many ancient burial mounds. If you walk west from Narutaki Station in Kyoto, you will see mansions that run landscaping businesses, and you will be able to see beautiful, well-maintained gardens.
H House
Kamo no Chomei has experienced the Great Fire of Kangen. In ``Hojoki'', ``What humans do is full of foolishness.'' It is especially futile to spend money and worry about building a house in the city. Kamo no Chomei put it into action. He left the city and moved to a mountain village, where he built what is now called a prefabricated house out of bamboo. It is a foldable mobile house that can be moved at any time, and is the beginning of DIY.
I Idea
Think about new ways to use bamboo, and how it can be used and consumed in a wide range of ways in our daily lives. Bamboo is a plant that represents Japan and has created and nurtured a magnificent and elegant traditional culture that Japan can boast to the world. Bamboo has been used as an all-purpose production material for daily life. For example, combining bamboo fiber and cotton. Is there a way to productize and materialize it?
J Jomon Jomon period baskets and combs have been excavated from peat swamps in Kamegaoka, Tsuruga City. A bamboo ball (bamboo pipe) was also excavated. The Jomon period is said to be the era of rope and shape culture. The life cycle of bamboos refers to the period from flowering and fruiting to the emergence of a new individual until the next flowering of that individual. However, the lifespan of bamboo varies depending on the species and lineage, and whether it lasts for decades, hundreds of years, or how long it lasts, is a plant that has been known for a long time, but it is still largely unknown today.
K Know
From the Muromachi period to the Edo period, the shogun's costume did not change much, but during this period agriculture, forestry and fishing were the pillars of Japan. Bamboo was used for industrial infrastructure. Why did bamboo exist among the mountains? I planted bamboo in the mountains with a purpose. When you know the reason, you can see the origin of the region, the history or the origin of the nation, and the topography along with the old map. Moso bamboo shoots imported from Gangnam, China are delicious. It is said that the secrecy that is familiar with medicine spread throughout the country.
L Love
"Bamboo in a bamboo grove that is lively, refreshing, carefree, generous, supple, and dignified."In this century, let's improve the global environment through the use of forests, plants, and natural materials. A desolate forest, a bamboo grove, a bamboo grove that was beautiful a long time ago, the beauty of Japan, and it's been a long time since plant materials were no longer used. As a result, the global environment has deteriorated. Once the plant's natural material has completed its role, it will naturally blend into the earth and give birth to plants. All things are wonderful when they are brought to life on the spot. Tomijiro Makino, the father of botany, loved bamboo shoots and gave them many scientific names. Suekozasa, named after his wife, is well known.
M Music
Let's listen to the sound of bamboo. In Asia, bamboo and sound music are familiar, and the scenery of sound is well known. Bamboo dance and bamboo musical instruments There is a musical culture of bamboo. Find sound sources around you and listen to the sounds and soundscapes. In spite of the fact that various types of bamboo grow naturally in the mountains of Japan, no one has made a bamboo musical instrument that can play scales since recorded history. Traditional music uses only wind instruments such as shakuhachi, shinobue, ryuteki, sho, and nokan. Recently, the "bamboo marimba" was born.
N Nature
Coexistence with nature, devoting himself wholeheartedly to building a beautiful traditional Japanese culture. It is the responsibility and role of adults to pass on to the children who will be responsible for the future the creation of a country where they can live with peace of mind, the beautiful scenery of Japan that heals their hearts, and the creation of a hometown in their hearts. Due to the expansion of neglected and tall bamboo groves, trees do not grow due to lack of sunlight.Management due to aging becomes impossible, and satoyama is devastated. However, "When bamboo is thinned, light shines into forests that have not been exposed to sunlight. This sense of accomplishment is good.
"When did
O Origin
bamboo originate? According to the Kojiki, bamboo was used to cut the umbilical cord when giving birth to Awaji Island, the island of birth of the country. In mythology, bamboo was used for creation for the first time. And Japan's oldest story, "Taketori Monogatari," is introduced as the originator of the story in "The Tale of Genji." At the beginning of the story, ``There is a bamboo old man.
P Paper
bamboo paper is a paper-making technique passed down from ancient times in China. The bamboo is soaked in water for nearly half a year, and the fibers are taken out, boiled, dissolved in water, and hand-made. The number of craftsmen is small because it takes time and effort. “It is interesting that the image of paper changes greatly depending on the sensibility of the creator, such as the type of bamboo and how much fiber is left, and the use of discarded bamboo is the antithesis of modern efficiency.” Each piece of paper is handcrafted in a primitive way, giving it a unique texture and adding a richness to calligraphy and painting.
Q Question In the case of general wood, it takes several years to be cut down, but in contrast, bamboo matures in one year. After three to five years of cold weather in winter and warm weather in summer, the body becomes firm and can be used as a material. Still, it can be said that the period until it can be felled compared to wood is much shorter. Also, unlike wood, bamboo does not even need to be planted because it has an underground stem. In order for us to form a sustainable society, we are being asked how to appropriately utilize such resources. R Rich bamboo is a plant made for the people, and people have used its resources well. Bamboo has been used extensively. It can be seen that toughness and repulsive force are used for clothesline poles, fishing rods, bows, etc., low elasticity is used for slide rules, rulers, etc., and flexibility is used for tea whisks, bamboo baskets, blinds, folding fans, and the like. The above characteristics are essential conditions for building materials. Considering the tissue structure of bamboo, if bamboo is compared to reinforced concrete, the conduit is like a reinforcing bar and the fleshy part plays the role of concrete. And the joint part of the bamboo has a stronger structure as a reinforcing material.
S Sustainability
Building a sustainable society is the cornerstone of the idea imposed on us consumers. The original scenery of our hearts, the bamboo groves of satoyama, are being devastated day by day. Due to the unprofitability of agriculture, there is no longer anything to take over the production of rice, dairy farming, bamboo shoot cultivation, and processed goods made from bamboo. Bamboo resources and scenery of bamboo groves, which have become “the source of a rich lifestyle and culture”, remain the basis for survival that Japanese people want to be involved in, even in modern society where convenience has been spurred by the IT revolution.
T Truth
bamboo is said to be a plant that connects heaven and earth. Tanabata is the day once a year when Orihime and Hikoboshi meet in the Milky Way. We write our wishes on colorful strips of paper and decorate them with bamboo leaves. The Milky Way is thought to be a fantasy world that shines in the night sky, but it appears in the Bible's Genesis. God said, ``There should be a blue sky between the waters, and separate the water from the water.'' So it happened. God made a sky and separated the water under the sky from the water above the sky. The water above is the Milky Way.
U Useful
bamboo is an excellent resource that grows quickly, and has been used for a variety of purposes such as bamboo blinds, baskets, fans, and other tools that are closely related to daily life, as well as clay wall reinforcing materials such as Komaitake, as building materials, tea ceremony utensils, and musical instruments such as the shakuhachi. In addition, spring taste bamboo shoots have come in handy as an important food. The use of bamboo also helps reduce the consumption of fossil fuel-derived products such as plastic. Bamboo is also a forest biomass resource, and it is necessary to make effective use of bamboo for the formation of a recycling-oriented society. By mixing
V Value
bamboo powder into the soil or sowing it on the surface of the soil, it increases the lactic acid bacteria in the soil and promotes the decomposition of fertilizer and compost, making it easier for vegetables to absorb nutrients. Vegetables germinate and grow more easily, and the use of soil improvers is reduced. It is said that growing vegetables and fruits using moso bamboo powder makes it easier to increase the sugar content. In addition, by spraying bamboo powder on pet toilets or mixing it with garbage and sewage, it has the effect of consumption and sterilization.
W water
When the bamboo shoots grow about one meter, cut off the ends to stop the bamboo from growing, and the bamboo water will accumulate in the bamboo culms. This water is said to be a cure-all. Bamboo water does not accumulate unless you wait patiently for the bamboo to grow. It might be fun to use bamboo water as medicine. Suikinkutsu's sharkweed is a well-known use of bamboo, but instead of enjoying tea ceremony utensils, let's enjoy bamboo closer to nature with less expensive play. It's also a good idea to think about things like water guns made of bamboo, spread them on social media, and increase the number of friends.
X-DAY Bamboo is a plant that heralds a paradigm shift, just as bamboos all over the country bloomed and died from Heisei to Reiwa. "Culture" and "civilization" are similar words, but there is a theory that the role of "culture" is to stop the excesses of "civilization", and the role of "civilization" is to reverse the stagnation of "culture". When bamboo dies, the entire bamboo forest in the area dies. Bamboo that has been divided overseas will also wither at the same time. No one knows that day. "Culture" gradually declines, but when a certain "civilization" ends, it ends overnight. That may be the difference between "culture" and civilization.
Y Year
Bamboo has knots, and there are words such as ``kisseki'' and ``sekku'' that represent the ``season''. It is used as a tool to announce the time of the New Year, such as in New Year's kadomatsu. Some bamboo flutes are made from bamboo that is hundreds of years old.
Z Zero Emission
It is said that the Hamarikyu Pond was connected to the sea, and that sea bream also came to swim there. In the Edo period, there was a fish market, a bamboo river bank, and a recycling society was being built. Asian countries also used canals and promoted aquaculture using waste from agricultural products, building a more sophisticated waste-free society than today. Zero emissions is a concept to reorganize human economic activity that does not become a natural ecosystem. By creating a system that uses waste from one business as raw materials for another business, we aim to use all resources without waste and achieve zero waste from our daily activities. Bamboo is one such material.